スライムパンク防止剤被害低減プロジェクト

サイクルベースあさひ様

当店の修理経験とスライムパンク防止剤関連サイトの記述に基づいて記載しております。
錯誤による記載ミスがございましたら、訂正いたしますので、cyclemainte@anocora.comまでご連絡をお願いいたします。

サイトを立ち上げた理由クリックすると表示します

プロジェクトの目的

なぜ「サイトを立ち上げた理由」に書いたようなことが起きるのか、

サイクルベースあさひさんのお勧めトークで触れられていないかもしれない商品説明や、販売サイトに記載されていない製品の詳細を検証してみました。

 自転車の大手販売店である株式会社あさひ(サイクルベースあさひ)さんで自転車購入時に勧められる スライムパンク防止剤について、有効性を否定するものではありませんし、デメリットがあることを分かっていて、それでも万一のパンクから逃れたい人に使うのをやめなさいというつもりは毛頭有りません。

 スライムパンク防止剤のサイトや販売時の説明不足を、パンク防止・修理剤に興味のない人の目に見えるようにすることが目標です。

スライムパンク防止剤について一言

 空気圧管理をしっかりされているなら、スライムパンク防止剤は不要です。(ちょっと言いすぎです)

 →スライムパンク防止剤が効果を発揮する異物によるパンクは、3年に一度有るか無いかです。
  パンクの原因としての異物が刺さってのパンクは案外少なく、大半の原因は空気圧不足によるものです。
  まだ完成していませんが、今年’2019年)のパンク原因の累計をこちらのサイトで集計します。
 
 空気を入れる習慣がないなら、スライムパンク防止剤は効果が有りません。

 →空気圧不足で起きるパンクは防げません。

サイクルベースあさひさんのスライムパンク防止剤サイトには記載されていないことも含め、スライムの詳細はスライムパンク防止剤とはに纏めました。

被害(デメリット)について

 自転車 あさひさんで自転車を購入すると「パンクを防げますよ。」とパンク防止剤の注入を勧められることがあるそうです。
 その時に、どれだけ説明されているか分かりませんが、スライムパンク防止剤が効果を発揮するためには、しっかり空気圧を管理するなど守らないといけない使い方が有ります。

 スライムパンク防止剤を入れてもらって、最初にアレっと感じられる方が多いのが、「パンク防止剤を入れたのにパンクした。」ではないでしょうか。
読んでいただくとお分かりになるように、スライムパンク防止剤で防げるパンクは、限られたパンクだけで、思われているほど異物を踏んでのパンクは多くありません。
https://twitter.com/yone_minam123/status/578029494134419457から借用
 自転車屋さんの嫌われ者です。 
   パッチが付かなかったり
 じてんしゃ修理ブログからの借用
   汚れた車輪を洗わなければいけなかったり
 大阪 鶴橋【サイクルレスキュー】 玉造 上本町 桃谷 今里 千日前通 自転車店 営業日誌からの借用
  なので、自転車屋さんに修理に持って行ったら、「パンク防止剤が入っているので、修理はチューブ交換になります。」といわれ、パンク修理より高い修理料金を払うことになったりします。
 
  そのままでは、廃棄できずスライムパンク防止剤の除去が必要になり、別途処理費用が上乗せになることがあります。
 軽く漕げる自転車に乗ったことがある人は、「漕ぐのが重い」と感じます。
 使い方を守っていても、大きな石のかけらなどを踏むと穴を塞ぎきれず、パンク防止剤が噴き出して、自転車や服を汚します。
 パンクに会うことなく、自転車に乗り続けて二年以上経った頃、突然空気が抜けて、空気を入れても空気を入れるところ(バルブ)から、空気が漏れてしまうことが有ります。
 チューブの穴ではなく、取り出してみるとバルブ廻りが腐食してバルブ廻りから空気が漏れていることが有ります。
まだバルブの腐食が目に見える結果は得られていませんが、バルブ腐食の実態(2018年12月から記録開始)を見て頂こうと観察を始めました。
こちらでも、腐蝕の実験をされていました。
https://twitter.com/ebijirushi/status/1041175671710445568←実験開始
https://twitter.com/ebijirushi/status/1075283789251731456←3か月経過後です
https://twitter.com/ebijirushi/status/1110384525756891136←半年経過後です。
画像はhttp://kamikawa-cycle.com/blog/5517から借用


 今まで出会った中で一番ひどい腐食です。
バルブコアの先端とバルブの外筒が腐食してバルブの穴を塞いでいます。
チューブの外観は問題なかったのですがチューブを交換せざるを得ませんでした。
詳しくは、ブログ記事にまとめました。
虫ゴムを弱らせます。交換したのは1年半前ですが、空気の出る穴の部分と重なるところに穴が開いていました。
問屋さんが選んでくれている上質な虫ゴムで3年は持つことを確認しているものです。

早めに交換して空気漏れのリスクから逃れることをお勧めします。
どのぐらいの頻度で交換すべきなのかはサイクルベースあさひさんにお問い合わせください。

 これも二年以上経った頃ですが、空気を入れようとしても、空気が入らなくなることが有ります。

 自分で、自転車をメンテナンスしようと、虫ゴムをスーパーバルブに交換すると、概ね翌朝空気が抜けています

 スライムパンク防止剤が邪魔だと分かって、チューブから取り出して、家の排水溝から流すと、配管を詰まらせてしまうかもしれません。
*(デメリットへのリンクをクリックするとデメリットの詳細を表示します。)

その他のデメリット記事

 自転車好房ラルプデュエズさんの「自転車メンテナンスの雑談~その1~スライムについての注意喚起!」の記事が、よくまとまっていますので、サイクルベースあさひの記載は有りませんが、紹介させて頂きます。

 ガソリンアレイの日々の出来事さんの「自転車のパンクの原因とパンク防止剤の功罪」の記事も読みやすいです。
アーカイブからの発掘ですが、紹介させて頂きます。

 パンク防止剤の使い方をまじめに探求されています。
メリットもデメリットも分かった上で使われる本当のパンク防止剤ユーザーの青い空さんの記事です。
雨の日の自転車通勤時のパンク対策(パンク防止剤の特徴や使い方など)

何故、こんな被害が起きるのか、もう少し詳しく見ていきます。

被害の背景

 自転車のチューブタイヤ用スライムについては、注入後にお客様が被りかねない前述の不都合(デメリット)が説明不足のまま注入されていると感じています。

  この下の「パンク防止剤のご使用に当たり」の説明書(注意書き)やサイクルベースあさひさんのネットショップのスライムパンク防止剤に記載された内容がすべてのお客様に説明されていれば多少の救いは有るのですが、それでも足りない点が多いですし、修理でお伺いした際、スライム入りの自転車に遭遇しても、記載された内容を御存じないお客様が多いです。
 車やバイク用のパンク防止・修理剤販売サイトでは、それなりにデメリットが記載されて販売されています。
 実際に、どのような商品説明がされているかは分かりません。
https://ec.cb-asahi.co.jp/catalog/products/dac7db320b3d4f3eb7cd5315cdf5a753から借用

 注意書きに足りない点で、大事なことは、

 当店として一番問題だと思っている説明不足は性能保証期間の説明がないことです。
 スライムパンク防止剤のオリジナルサイトでは、two years of continuous flat tire protection. と2年間の性能保証が謳われていますが、サイクルベースあさひさんのネットショップのスライムパンク防止剤を見ると性能保証期間(2年間)は表示されていません。

当店のブログでは、スライムパンク防止剤の販売方法についてこんな考察をしてみました。


 こちらの排水口が詰まった力太郎さんの記事にアップされているスライムパンク防止剤を入れた際に、もらった説明書(注意書き)にも、性能保証期間(2年間)は表示されていません。

 デメリットの中で、経時で発生する内容です。
 ・バルブ腐食
 ・空気が入れられなくなる

  バルブの腐食については、サイクルベースあさひさんも可能性は否定できませんと回答されていますが、私の認識では長期間スライムに含まれる成分に触れることで発生するものです。
 バルブ腐食に至る経過を観察中です。

 空気が入れられなくなるのは、こちらのように、繊維がダマになってしまうことも原因で、ダマになった繊維がバルブと虫ゴムの間に入って空気の通り道を塞いだり、腐蝕の経過観察中に見られた、固形物の生成の影響と、想像しています。

  注入から2年を経過し性能保証期間が切れたら、注入したスライムをどうすればいいのかも当然記載はされていませんが、チューブ交換をするか、スライムパンク防止剤を入れ替えることが必要と認識して使って貰えれば、バルブの腐食も、空気が入らないトラブルも回避できるはずです。

特長として、「スライムパンク防止剤は固まらないため、継続して複数のパンク穴を塞ぎます。空気漏れが無ければ、改めてパンク修理をする必要はありません。」と記載されています。
読み方によっては、いつまでも効果があると読む事も出来ます。

有効期限を表示する義務はないようですが、有効期限があるのに、それを明示せず販売するのは、消費者契約法の契約解除事項に当たる「不利益事実の不告知」 や消極的な優良誤認(景品表示法)に当たるのではないでしょうか?

自転車のプロが、不都合な事実をお客様にお伝えせず、自分たちに都合のいい説明だけをして、後でお客様の自転車に不具合が発生することを黙認する。
これは、自分たちを信じて商品を購入してくださったお客様への背信行為だと思います。

  バルブ部の腐食やバルブ部を塞いでしまうことについては、「損害又は危険を回避するための情報」が「不利益事実の不告知」の重要事項に該当しないそうです。

不当な販売方法だと思われたら

 消費者契約法という、事業者の不当な販売方法から消費者を守るための法律が有ります。
不当な販売行為の一つに「不利益事実の不告知」というものがあります。

一 物品、権利、役務その他の当該消費者契約の目的となるものの質、用途その他の内容であって、消費者の当該消費者契約を締結するか否かについての判断に通常影響を及ぼすべきもの 

を故意に告げなかった場合に該当するようです。

 先に述べた被害が「不利益事実の不告知」によって発生している場合、購入契約を取り消し(簡単に言えば返品です)出来るのではと法律の専門家ではないのに、考えてみました。

取り敢えず以下の4点で考察しましました。

スライムパンク防止剤販売サイトにはすべて記載がない事柄です。

気になる方は、スライムパンク防止剤と消費者契約法を覗いてみて下さい。

デメリットの回避法

 スライム以外にもパンク後に注入するパンク修理剤が有ります。
どれも、それぞれのパンク修理剤に謳われている太さの異物が刺さったパンクにしか対応しませんが、チューブに入れっぱなしにするより、被害が少ないのでお勧めです。
 ただし、応急処置なので、ちゃんとしたパンク修理をお勧めします。パンク修理の際、パッチで対処できるかどうかは、修理店の判断になります。

 空気入れと、タイヤレバーと、イージーパッチが有れば、水が無くても、漏れ音が聞こえるまでチューブを膨らませてやることで応急的なパンク修理は可能です。

スライムを使わないパンク防止策

 現状では、一番のパンク対策は、最低でも月一回の空気入れを行う事
それが出来て、初めてスライムパンク防止剤での異物パンク対策が有効になります。

コンビニでパンク修理

 パンクの防止ではないですが、パンク修理が出来る方なら、コンビニの商品で、パンクの応急修理が出来そうです。
 100円ローソンでは、パンク修理キットが販売されていますので、こちらのチューブ取り出し方法を参考に挑戦して見て下さい。
 参考になれば、コンビニでパンク修理の記事やコンビニでパンク修理-Ⅱの記事を書いていますので読んでみてください。

スライムパンク防止剤がバルブコアを腐食することの証明

 ちょっと唐突なので、記載の背景を綴ります。
サイトを見てくださった方から、サイトの記載が、スライムパンク防止剤がバルブコアを腐食することが証明されていないから、「業務妨害とか名誉棄損になりうる可能性すらある」とご指摘を頂きました。
サイトの記事そのものに証明が必要と指摘をする解説等は見つけられませんでしたが、訴えられると記載内容が真実だと証明する必要が出てきます。

 ご指摘は、自然科学的証明を求めておられたようですが、それは非常に難しいことのようなので、法的に認められるかもしれない範囲で、証明に挑戦してみました。
証明に挑戦したサイトはこちらです。
もし足りないところが有りましたら、ご指摘を下されば、ご指摘をもとにさらに挑戦してみたいと思います。

紹介して下さったサイト。

せんよし @wannyan9

商店街の自転車屋 曙光輪業(shokou cycle)

izuka

ちゃうまとおもしろ日記。なんでも解説!

ニューロンとワイヤの狭間から

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