ここで、目的とするのは、恒久的なパンク修理ではなく、通勤・通学・帰宅途中で気づかれた際の、何とか目的地につくための応急的な対処です。
こんな修理をするより、チューブ交換になるかもしれませんが、空気も入るパンク修理剤の携行をお勧めします。
ローソンストア100です。
画像のような、パンク修理キットと空気が入れられるガスボンベを扱っています。
ただ、店舗数が少ないので、近くにあれば、ラッキーです。
扱っている店舗が減りつつありますが、ライター用のガスでも空気を補充出来ます。
ガスボンベがなかったら、やはり頼れるのは空気入れしかありません。
ガスボンベを売っているコンビニか、空気入れを設置している吉野家(牛丼)を探しましょう。
営業時間内なら、ベルク(スーパー)には、空気入れが置かれています。
当店のエリア内で見つけた空気入れです。
普通に考えると、タイヤレバーという道具が必要ですが、家用の鍵でもタイヤを外せます。
固くはまっているようですが、
まず手でタイヤの向こうとこちらを挟むようにして、タイヤを金属の輪(リムといいます)の中央に落とし込んでやります。
その後、鍵をタイヤとリムの間にタイヤが掛かる程度まで差し込んで、起こしてやると、タイヤがリムの上に掛かります。
そこを指で押さえて、次の場所に鍵を差し込んでまた起こします。
さらに次の場所を起こすとタイヤの一部がリムから外れます。
普段タイヤを外しなれていると、こんな方法でもできるのですが、
慣れていないと、指で押さえるのが難しいです。
指で押さえるのが難しい様なら、プラスチックで構わないので、スプーンを鍵を抜く前に差し込んで、スプーンの柄で浮いたタイヤを保持してください。
スプーンは、2本あれば大丈夫だと思います。
ミニストップさんで頂きました。
一番悩ましいのが、バルブ固定ナットを外すことでしょうか?
パンクの殆どは、バルブの周辺で起こりますので、このナットを外して、チューブを取り出さないと修理が出来ません。
通常は、10mmのスパナを使って緩めるのですが、手で緩められなかったら、
毛抜きで挟んで、まわしてみるのは、試す価値があると思います。
段差を超えたり、穴に落ちたりした後空気が抜けたのなら、目視で穴が二つ見つかるかもしれません。
目で見て見つけられないなら、チューブに空気を入れて、水に沈めてパンク穴を探します。
水をためる容器は、カップ麺の容器でしょうか。
チューブを膨らませるのは、最初のガスボンベを使ってください。
ゼリー状の瞬間接着剤がおすすめです。
最低でも、穴の内面、出来れば、チューブの中まで接着剤を注入するのがおすすめです。
意外としっかり穴を塞いでくれます。
ローソンストア100があれば、パンク修理キットで穴を塞ぐことができます。
タイヤの装着は、手だけでできます。
自転車 タイヤの入れ方を参考にしてください。
当店で行っているパンク修理の手順です。
パンク修理
参考になれば幸いです。