昨日は、
「パンク防止剤に水分が含まれている以上、金属の腐食原因になる可能性は否定できません。
しかしながら、先述の通りバルブコアが腐食するよりも 早期にセット交換に至りますので、日常的にご利用いただいても、何ら問題 無い商品と考えております。」
の文章をいじって、
「しかしながら」にポイントがありそうな気がしました。
「しかしながら」を調べてみると
「しかしながら」の意味と使い方・「しかし」との使い分け
間違えやすい「しかしながら」の意味と使い方・例文
【「しかしながら」は、先に述べたこととは反対のことや矛盾することを述べるときに使う逆接の接続詞です。
「しかし」・「だが」・「けれど」などと同じ意味ですが、硬い文章中や改まった会話の中ではよく使われ、品格を感じさせる言葉遣いになります。
ただし、いささか古くさい語感がありますので、状況や相手を考えて使わなければなりません。】
しかしながら の意味と使い方・例文 から引用
名無しさんが言われている、
「可能性を否定できないというのは、あるかもしれないしないかもしれないという曖昧な状態で使う表現でして、肯定でも否定でもないというのが一般的な日本語としての使い方だと思います。」
もその通りなのかもしれませんが、
では実在・実現するかもしれない状態という意義素も記載されています。
あり得る ・ 考えられる ・ あるかも知れない ・ 可能性がある ・ 不可能ではない ・ 無くもないなどが類語になるそうで肯定を意味する類語も有るようです。
しかしながらが、先に述べたこととは反対のことや矛盾することを述べるときに使う逆接の接続詞だとすると、「パンク防止剤に水分が含まれている以上、金属の腐食原因になる可能性は否定できません。」は、名無しさんが言われる、「曖昧な状態」を表すより、「肯定を意味する状態」の方がふさわしいと思うのですが、どうでしょうか。
それは解釈が違うのではないですかね?
・パンク防止剤に水分が含まれている以上、金属の腐食原因になる可能性は否定できません。
→これで言っているのは、可能性があるかもしれないし、ないのかもしれないけど、そういう証拠は持ち合わせてないので明言できないですという意味に解釈するほうが合理的かと。
・しかしながら、先述の通りバルブコアが腐食するよりも 早期にセット交換に至りますので、日常的にご利用いただいても、何ら問題 無い商品と考えております。
→ここでいう先述の通りというのは、当然「バルブコアは金属製品である以上、経年と共に劣化・腐食します。
しかしながら、実質、バルブコアよりも虫ゴムの方が早期に劣化いたしますので、バルブコアが腐食するよりも早く、セット交換に至ります。
少なくとも1年に1回の点検を推奨しております為、コアが腐食した状態でご利用いただくケースは非常に稀であり、また腐食していたとしても十分にその役目を果たしたものと考えます。 」ですよね。
だから「しかしながら、先述の通りバルブコアが腐食するよりも 早期にセット交換に至りますので、日常的にご利用いただいても、何ら問題 無い商品と考えております。」というのは、前の文章から見ると、言い換えるならばこうなりません?
しかしながら(もし腐食が発生したとしても)、先述の通りバルブコアが腐食するよりも 早期にセット交換に至りますので、日常的にご利用いただいても、何ら問題 無い商品と考えております。
つまりは、最初の文章で可能性があるかもしれないし、ないかもしれないとあさひさんが曖昧にした(平たく言うと、わかんないと言っているのとほぼ同義)、
それに対し「しかしながら」から先は「もし腐食が発生したと仮定した場合でも」というあくまでも仮定の話を持ち出して、
そのような仮定条件でも「先述の通りバルブコアが腐食するよりも 早期にセット交換に至りますので、日常的にご利用いただいても、何ら問題 無い商品と考えております」と主張していると読んだほうが正確な理解だと思います。
文章の一部だけ切り取ると、意味がよくわかんなくなります。
しかしながらはここで重要視するフレーズには思えません。
あさひさんが認めた、と思いたい気持ちはわかりますが、文章を素直に読めば、そういう解釈にはならないと思いますが。
投稿: ななし | 2018年10月13日 (土) 21時45分
ななしさん コメントありがとうございます。
付き合って頂いて申し訳ありません。
ななしさんのおっしゃる通り、「あさひさんが認めた、と思いたい気持ち」で目が曇っているのかもしれません。
→ここでいう先述の通りというのは、当然「・・・・ 」ですよね。
先述というのは、ななしさんが示された文章だと理解しています。
この文章の「実質、バルブコアよりも虫ゴムの方が早期に劣化いたしますので、バルブコアが腐食するよりも早く、セット交換に至ります。」
を「バルブコアが腐食するよりも 早期にセット交換に至ります」と言い換えられたものだとの理解で合っていますでしょうか。
(もし腐食が発生したとしても)の仮定の導き方がよく理解できていないのですが、『→ここでいう先述の通りで「・・・」』で示された文章は、「しかしながら、先述の通りバルブコアが腐食するよりも 早期にセット交換に至りますので、日常的にご利用いただいても、何ら問題 無い商品と考えております。」全体に掛かっていると読めばいいのでしょうか?
https://tap-biz.jp/tap_cat_100401/tap_cat_100406/1022161#num_2575319の6.しかしながらの後は句読点を打つのか?
の説明では句読点を打つのは接続詞としての用法だとの記載が有りました。
「しかしながら、」で繋がっている文章なので、「パンク防止剤に水分が含まれている以上、金属の腐食原因になる可能性は否定できません。」にも遡って、関わるのでしょうか?
そうであれば、『→ここでいう先述の通りで「・・・」』で示された文章はパンク防止剤での腐食を前提にした文章になるのでしょうか?
このあたりの読み解き方が、まだうまくできません。
お時間があれば、お教えいただきたく、お願いいたします。
投稿: あのこら | 2018年10月14日 (日) 01時05分
コメントの追記です。
「しかしながら、」は前の「パンク防止剤に水分が含まれている以上、金属の腐食原因になる可能性は否定できません。」文章と繋ぐためのものではなく、それぞれの文章は独立していると考えれば良いのでしょうか?
その場合、しかしながらと連動する言葉が見つからないのは、「しかしながら、」の後の文章は、『→ここでいう先述の通りで「・・・」』で示された文章を再度述べているだけなので、、『→ここでいう先述の通りで「・・・」』で示された文章の前提である、バルブコアの腐食と捉えれば良いということで間違っていないでしょうか?
よろしくお願いいたします。
投稿: あのこら | 2018年10月14日 (日) 09時08分
再度のコメント追記です。
『だから「・・・前の文章から見ると、言い換えるならばこうなりません?
しかしながら(もし腐食が発生したとしても)、先述の通りバルブコアが腐食するよりも 早期にセット交換に至りますので、日常的にご利用いただいても、何ら問題 無い商品と考えております。』
についてですが,
前の文章というのは「→ここでいう先述の通り・・」で示された文章で、「パンク防止剤に水分が含まれている以上、金属の腐食原因になる可能性は否定できません。」のことではないですよね?
投稿: あのこら | 2018年10月14日 (日) 16時55分
すみません。
まず、前の文章というのはそれより前全部です。
その前のご質問は、すみませんがちょっと意味が分かりかねるので・・・
本題へ。
お尋ねします。
あなた様は文章を書くとき、ここは接頭辞だからとか、句読点の使い方が正しいかとか全て検証してから書くのでしょうか?
一般的には皆さん常識の範囲内で普通に書きますよね?
ですのでそんなところを突っ込んでもしょうがないと思うのですが・・・
さて、しかしながらは前文とは反対の意味だったり、矛盾する内容を書く時の接頭辞だという話です。
前文の否定できないを曖昧な状態と解釈した場合、「起こり得るかもしれないし起こりえないかもしれないからわからないけど、もし起こった場合にもコレコレの理由で問題ない」という文章は成立します。
逆の意味、矛盾の意味というのは、必ずしも真逆の意味ではありません。
曖昧でわからない状態だけど、もし起こったという仮定条件に立った場合にも問題ない、という意味で文章は成立しますよね。
「問題ない」の反対や矛盾は、必ずしも「問題ある」だけではないですよね。
「問題があるかどうかわからない」というのも、「問題ない」に対して矛盾している状態です。
「しかしながら」にこだわる理由がよくわからないのですが、文章の全体像を見ればそこをピックアップすること自体がおかしいと思います。
木を見て森を見ずになっていませんか?
可能性を否定できない、という意味に、あり得るとかあるかもしれないという肯定的な意味も含まれていますが、あくまでも肯定「的」なんですよ。
さらに言うと、ないとも言えないなど否定的なニュアンスまで含まれます。
肯定ではありません。
ある
あり得る
あるかもしれない
無いかもしれない
無い
このうち、肯定しているのは「ある」だけです。
あり得るとかあるかもしれないというのは、肯定的なニュアンスを含ませながらもわからないと曖昧にしている状態なんです。
否定できないという意味にはきっぱりと否定できない様という意味もありますが、これもないとは言い切れないなど肯定的なニュアンスを含ませつつも肯定はしていないのです。
肯定するのと肯定的なニュアンスを含ませつつも曖昧にしているのでは大きな違いですし、曖昧にしているので肯定したと解釈するのは間違いです。
ただし肯定的なニュアンスを否定する要素もないという意味を含んでいます。
それを以って肯定したと断言するのは危険です。
投稿: ななし | 2018年10月14日 (日) 20時07分
「言葉遊び」ですな。
このシリーズは終わりでいいんじゃないですか?
投稿: | 2018年10月14日 (日) 20時42分
ななしさん 再度のコメントありがとうございます。
お尋ねの件ですが、いちいち検証しながら書くことはしていません。
ただ、ななしさんからのご指摘で、言葉にはいろんなニュアンスがあって、人によって取り方だ違うと教えて戴いたので、言葉の意味や用法を調べてみただけです。
ですから、
さて、しかしながらは・・・
については、折角書いて戴いたのですが、普通はそんな使い方はしませんよね。
回答くださったあさひさんの担当の方は、2通の回答の中で、しかしながらを3回使われていますが、あいまいな表現は他の2箇所では書かれていません。
可能性を否定できない・・・
についても、
名無しさんから最初に頂いたコメントとに記載されていた、
『昔O157が出た際に「カイワレがO157の原因であることは否定できない」と菅さんが言ったことで大騒動になりましたが、あれって意味としては否定する根拠もないし、肯定する根拠もないという意味ですよね。
平たく言えばわからないと意味が近いかと。
否定できない=二重否定で肯定と勘違いする人もいますが、一般的な日本語としてはどちらかハッキリしない様を表すときに使う表現です。』
をお返しします。
否定できないといったことでなぜ大騒ぎになったのでしょう?
否定できないを肯定と感じたから、カイワレが一時的にも悪者になったのではないのですか?
大多数の人が、否定できないを肯定だと捉えた証拠が大騒ぎだったのではないですか?
投稿: あのこら | 2018年10月14日 (日) 21時14分
名前なしさん コメントありがとうございます。
終わりにしました。
投稿: あのこら | 2018年10月14日 (日) 21時19分