バルブの位置でタイヤにマーキングしてから修理を開始します。
パンク個所が接地面で、
表面に窪み等がなく通常のチューブ表面との差異が見られない時は異物によるパンクを疑い、タイヤに残っているかもしれない異物を探します。
その際に異物の場所の手掛かりとなるのがタイヤに行ったマーキングです。
チューブのバルブとタイヤのマーキングの位置を合わせて、パンク穴に該当する位置で異物を探します。
石片やガラスなどある程度の大きさが有れば目視でも発見は可能な場合がありますが、画像をクリックすると拡大します。
このように拡大しないと見えないような鋼の細線によるパンクが多いです。
ガラス片等指を切る危険がある異物もありますが、指先で探らないと見つからない異物が多いです。
指先が保護できる手袋などの装着をお勧めします。
パンク後に走行しているとタイヤの位置ずれによって、マーキングが当てにならないことが有ります。
そのような時は、位置を合わせた場所から前輪側を重点的に探します。
タイヤの内側だけでなく、外側からチェックしたほうが石片やガラス片などの錐形状の異物は見つけやすいことが有ります。
当店ではニッパーの先端で異物を掴むことが多いですが、細いドライバーの先端で押し出したり、刺抜きで掴んだり異物によって除去法を変えています。