ここで説明する自転車の空気入れの方法は、シティ車(軽快車)についてです。
自転車によっては、バルブの形式や、必要な空気圧が異なります。
スポーツ車(ロードなど)で使われている仏式(フレンチ)バルブの場合は、こちら
出来れば、メータ付きの空気入れのほうがいいですが、絶対に必要なのは、下の洗濯ばさみのような口金付きの空気入れです。
口金が交換できるポンプの場合、口金を取り付ける部品にレバーが有りますので、レバーを立てた状態で口金を差し込み、レバーを倒して固定してください。
Panaracer取説から抜粋
自転車のバルブのゴムを外した状態で空気の出口の細い口を穴にはめトップナットの下に差し込んで固定します。
あまり説明がうまくないですが、
ポンプの長さを全部使って空気を入れます。
ハンドルを一番上まで引き上げ、軽く下がるうちは腕を伸ばしながらハンドルを下げていきます。
ハンドルを下げる時は、必ず一番下まで押し込みます。
空気が貯まってくると、腕の力だけでは下がらなくなってきますので、ポンプのスタンドを足でしっかり押さえ、体重を掛けながら押し込みます。
ハンドルを下げていくと、「プシュッ」と空気の入る音がします。
バルブの中の虫(バルブコア)と呼ばれる部品によって、チューブに空気を入れる時の抵抗が異なります。
普通の虫ゴムの場合、虫ゴムの抵抗が有りますので、メーター付きのポンプでは5.3気圧(約540kPa、約78psi)位で指針が安定するまで、空気を入れてください。
スペシャルGバルブなら、抵抗なく入りますので、3気圧(約304kPa、約44psi)で大丈夫です。
自転車に乗った状態で、後輪タイヤが地面と接する長さが10cm位が適正な空気圧です。
「空気を入れるときの重さ」で、バルブコア(プランジャー)毎の空気を入れる時の重さ(圧損)を測定してみました。