個人事業主を対象として、収入と支出の記帳管理を行うことで、青色申告の申請書が簡単に出力できるよう作成しました。
経理は専門ではありませんので、あちらこちらと、調べながら、確認できたことを、プログラムに落とし、
経理を覚えなくても、帳簿が完成できるよう、組み上げてきたものです。
毎日、起動するのが苦にならないよう、簡単なスケジュール管理カレンダーを組み込んでいます。
収入と支出の記帳管理を行うことで、仕訳帳、総勘定元帳を自動作成し、青色申告書式を出力します。
【機能の制限と特徴】
作製できる帳票は、総勘定元帳と仕訳帳です。
出力書式は、青色申告申請書類のみです。
・免税事業者あることが前提です。消費税管理は行いません。
・税込経理、現金主義が前提です。
・売掛け買掛けには科目としては対応しますが、入金、出金時に、確認・記帳処理が必要です。
・預貯金・現金の出納管理には対応していません。
預入、引出、口座の開設、解約等を行った場合、預金・現金の残高に差異が生じます。
・金融機関からの借り入れは考慮していませんので、金種不足が発生した時は、現金、預金共、事業主借りとして処理します。
・勘定科目も青色申告に必須の最低限の科目しか持たず、補助科目は預金口座等限られたものしか持ちません。
・雇用については、対応していません。別途、給与管理システムが必要です。
・源泉徴収計算は出来ません。
給与・賞与のいずれについても、手入力での源泉徴収額記載には対応しています。
給与支払日を記入すると、指定日に、出金伝票への給与支払の自動記載と仕訳登録が実行されます。
・固定資産の原価償却については、定額法を使用します。
原価償却費の端数は、切り上げ処理です。
・棚卸資産については、別途記入が必要です。
・貸し倒れ引当金については、対応していません。
・データ保護については、バックアップとデータ、プログラムの分離で対応
Xp+Access2007環境で作成し、2003でMDE化しています。
2010ランタイム版での動作は検証しました。
動作OS: | Windows 7,Vista,XP,Win2000 |
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機種: | IBM-PC |
画面の解像度: | 1024 x 768以上 |
メモリー: | 256MB以上 |
種類: | mdeサンプル |
必要なソフト: | Access2003以降 |
V0.9の画面です。
日々のデータはこの画面で入力します。
(とりあえずの動作確認時、必須の入力項目は申告設定の開業日と青色申請控除額です。)
ベクターからサンプル版をダウンロードできます。
使用説明書と、関連のファイルが入っています。
適当なフォルダーに解凍して頂き、起動するだけで動作します。アンインストールは下記のファイルを削除してください。
・青色申告_08.mde メインプログラム
・青色申告_data.mde データ管理テーブル
・A_Sinsei.INI 動作制御ファイル
・13000?_?.jpg 青色申告の書類イメージ、全部で6ファイルあります。
・バックアップフォルダーと収められている、データ管理テーブルの日々のバックアップデータ
・証票フォルダーと収められている、証票ファイル。
・カレンダー・予定表使用マニュアル
・青色申告システムマニュアル
Accessをお持ちでない場合、ランタイム版をインストールすることで、動作します。
ご連絡いただければ、3,000円で制限解除のパスワードをご連絡します。
簡単なカスタマイズであれば、ご相談に応じます。
mail:tom@anocora.com
今後の励みとなりますので、Vecterサイトにコメントいただければ幸いです。
2012.03.01 v0.92 リリース
2012.02.07 v0.91 リリース
2012.01.16 v0.90 リリース