どの位、時間が掛かるか分かりませんが、タイヤ・チューブ内となるべく条件を合わせるために、暗箱中に密閉状態でスライムパンク防止剤に浸漬したバルブコアを置き、一日一回カメラで撮影し、変化を追って腐食の存在が判明するまで撮影を続けようと思います。
2018.12.04;二十日ほど観察しましたが、洗浄後の水が乾燥していていなかったような画像です、この観察は中止して、しっかり乾燥させた試料で再度観察を始めます。
2018.12.04の画像 |
2018.11.16の画像(液面安定) |
開始時の画像(2018.11.14) |
2018.12.04に観察を中断して、取り出したバルブコアです。なんだか判りませんが、固形物がくっついています。
水には溶けません。アセトンでも溶けません。
バルブコアと、スライムパンク防止剤の何かの成分が反応していることは確かですが、これが腐食に繋がるものかは不明です。
古いチューブから外したものや、タイヤ・チューブ交換時にシュワルベのバルブコアに交換して、余ったバルブコアがたくさんあります。
虫ゴムを外して、汚れや腐食のあるバルブを除きました。
一次選別 |
汚れやくすみ |
パンク防止剤で腐食 |
最終選別(26個) |
最終選別までの経過は、ブログ記事を参照ください。
注入前に30分以上、ゆっくりと攪拌して沈殿をなくし均質化しています。
注入後はワセリンで秤量瓶を封止しました。
詳細はブログ記事をご参照ください。
日常、バルブコアの腐食をスライムパンク防止剤の存在下でしか目にすることのない私にとっては、バルブコア腐食の原因は明らかにスライムなのですが、見たことがない人にとっては、腐食の原因をスライムパンク防止剤だと断定することは、疑わしいことのようです。
百聞は一見にしかずのことわざ通り、実態を見ていただくことが一番の納得できる証明になるのだろうとこんなサイトを作ってみました。