AccessDBのバックグランドで動作し、携帯への着信番号を指定フォームの指定セルに表示する
個人事業の顧客管理用に着信番号を表示し、即、住所氏名の検索を行いたいと、作成しました。
モデムポートを利用しているため、通話中の着信番号は表示できませんが、かなり便利に使えると思います。
携帯端末をモデムに設定すると、指定したCOMポートに対し、"AT+CLIP=1"のコマンドを送信し、
着信があるまで、1000m秒(1秒)間隔でポートに受信データがないか、チェックしに行きます。
通話中の着信には対応できません。実際の使用に当たっては、通話中は、ポートのチェックを止める処理が必要です。
動作OS: | Windows 7,Vista,XP,Win2000 |
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機種: | IBM-PC |
種類: | サンプルソフト |
必要なソフト: | Access2000以降 |
バックグランドで関数的に動作するため、画面は、機能設定が主です
この画面で動作条件を設定します。
モデム確認で、ポート番号を確認し、設定します。
モデム確認の機能は、コントロールパネルのモデムを開くだけです。
各項目に適当な値を入れ、”通信Check”をクリックすると、
送信コマンドに設定したATコマンドをモデムに送り、返答を待ちます。
返答内容をすべて表示するには、
“電話番号のみ表示”のチェックを外します。
送信コマンドは"AT+CLIP=1"と”AT+CNUM”の
2つしか設定・確認をしていません。
他のATコマンドは、動作保証外です。
"AT+CLIP=1"を送信すると、電話の着信があるまで待機します。
送信コマンドを“AT+CNUM”に変更し、
通信Checkをクリックすると、設定が正しければ、
2秒以内で、自分の局番が表示されます。
設定は、通信設定テーブルに保存されます。
結果を出力するフォームとコントロールを指定します。
起動時に通信をcheckにチェックを付けると、毎回起動時に画面が表示されます。
メニューからも起動可能です。
“通信Check”をクリックすると
“AT+CNUM”コマンドが送信され、
指定したフォームのコントロールに自局の番号が表示されます。
着信番号表示のためのダミーフォームです。
電話番語が表示されたら、
ポートのチェックを止め、
通話終了ボタンで、着信待ちに戻ります。
対象外をクリックすると、次回以降、着信があっても表示されなくなります。
着信監視のチェックを外すと、着信があっても表示されなくなります。
VBA編集時の不具合(日本語変換が機能しない等)対処用です。通信チェック時は無関係に動作します。
設定と、通信チェックを開くためのメニュー画面です。
終了ボタンでAccessを閉じます。
ベクターからダウンロードできます。
使用説明書と、着信表示のMDEファイルが入っています。
適当なフォルダーに解凍して頂き、起動するだけで動作します。アンインストールはファイルを削除してください。
Accessをお持ちでない場合、ランタイム版をインストールすることで、動作します。
ご連絡いただければ、1,500円でMDBファイルをメールでお送りします。
簡単なカスタマイズであれば、ご相談に応じます。
MAIL:tom@anocora.com
掲示板でも情報をお待ちしています。
今後の励みとなりますので、Vecterサイトにコメントいただければ幸いです。
名古屋の花屋さんです。簡易CTIつながりで、リンクさせて頂きました。 Excelベースで簡易CTI&MAP表示を実現されています。 最新の関連ブログはこちら |
2011.06.30 V1.02リリース
USBデータ通信ケーブルでの動作を確認し、一部プログラムの設定値を変更しました。
1台の携帯で、受注・私用を可能にするため、表示対象外の電話番号リストテーブルを作成しました。
テーブルにリストを保存するための対象外ボタンを設定しました。
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起動時に、起動設定画面を閉じると、何も表示されない画面となり、寂しいので、着信番号の表示画面が
見えるようにしました。
2011.04.02 V1.01リリース
BlueToothの通信範囲外に携帯を移動すると、再起動しないと着信を表示しなくなる不具合を解消。
それに伴って、冗長化した記述の整理。
2011.03.08 V1.00リリース